USB PD
仕様まで調べていて詳しい記事
従来の課題:PCは充電が厳しい
従来のUSB-IF準拠の充電規格というのは電圧(V)が固定でした。なので、電力供給量を増やすためには、ただただ電流(A)を増やす必要がありました
約15Wが限界値
そこで電圧(V)を4段階(12Vを含めると5段階)で可変できるようにしたのが、この『USB PD』というわけ。
最大100W
その他
バケツリレー
双方向の電力供給
2.0と3.0で何が違うの?
RevisionとVersionという概念がある。3.0はRevisionの話
USB PDのリビジョンには、2019年現在3.0まで存在しています。
パワープロファイルが違う
USB PD 3.0では、5V・9V・15V・20Vという4つの電圧(V)が可変するようになっている。以前のパワープロファイル(記事下の備考参照)では12Vがあるが、それに関してはUSB PD 3.0ではなくなっている
他には?
実用上の注意
デバイス・ケーブル・充電器全てが対応していないと利用できない
5Aで電力供給をしたい場合、『eMarker』というチップがケーブル内に組み込まれていないといけません。eMarker非搭載の場合は、最大60Wでの電力供給になるので、100Wフルフルでデバイスを充電しないといけない場合は、eMarker搭載の5Aケーブルを購入するようにしましょう。